温泉Onsen

‟東北・出羽の国の名湯“あつみ温泉

あつみ温泉の開湯は1,200年以上も昔といわれ、今でもこんこんと湧き出ております。
弘法大師の夢枕に童子が立ち、その示現によって発見されたと伝えられるほか、傷ついた鶴が草むらから湧き出る湯に足を浸しているのを木こりが見つけた、など諸説語られております。
温海荘にも縁のある庄内藩主・酒井忠勝公が入部した後、藩公の湯役所が設けられ、以来近郊の湯治場として栄えてきました。

温海荘の歴史と藩主の入湯

藩主の入湯は、慶安二年酒井忠当の入湯が最初で、その後歴代の藩主が入湯をたのしんでいる。
中でも忠真は、在在足掛け四十九年間に六回の入湯を試みている。
「享保三年殿様被為遊御入湯御用留帳」によれば、忠真は 享保三年九月二十七日午後六時湯村に到着し十四日間の湯治を楽しみ、十月十一日帰城した。御本陣は五郎八、御台所は又右衛門であった。
なお、九月二十八日には奥方も湯村に到着、御宿左平治に逗留した。 女中方は作兵衛、御台所は長兵衛であった。
御宿五郎八は大正時代に近代的な「温海ホテル」に変わり、さらに平成に入り純和風の「あつみホテル 温海荘」として、歴史と伝統のある宿として多くのお客様にご利用されています。
(出典/温海町史 上巻 藩主の入湯)

温海荘の歴史

お風呂Bath

広々とした、どこか懐かしさを感じるお風呂場では、
極上の湯に浸かりながらゆったりとした時間をお過ごしいただけます。
与謝野晶子をはじめとした文人墨客も多く訪れ、歴史ある"あつみ温泉"の湯を愛したといわれております。
1,200年にも及ぶ長い時間、こんこんと湧きつづけている名湯をご堪能ください。

歴史ある「あつみ温泉」の名湯
歴史ある「あつみ温泉」の名湯
歴史ある「あつみ温泉」の名湯
歴史ある「あつみ温泉」の名湯
歴史ある「あつみ温泉」の名湯
歴史ある「あつみ温泉」の名湯

以下、温泉施設のみ

源泉名 あつみ温泉
泉質 ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉
源泉温度 68度
効能 きりきず・やけど・慢性皮膚病・虚弱児童・慢性婦人病・動脈硬化症・神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・疲労回復・健康増進・冷え性など

ご注意事項

気持ち良くご利用いただけるよう、日中は丁寧に清掃をしております。
そのため、日帰りでの入浴ご利用はご遠慮いただいております。
ぜひ、お泊りいただき、ゆっくりとあつみ温泉を満喫ください。